【備忘録】ドイツのインターナショナルスクール申込から入学許可の流れ

ドイツ

ねぇドイツ駐在どう?

はい?

上司から打診されてるんだけど

 

 

自分で決めて

もう決定だって

いきなり湧いて出てきた夫の海外赴任。打診から内示まで2~3週間でドイツ行きが決定。(巷でいう駐妻ってやつ?)

それからというもの、我が家では3姉妹の学校をどうするか?帯同時期はいつがいいのか?何度も何度も夫婦で話し合いを重ねました。

 

まずはどの学校を選ぶのか?メリットorデメリットは他サイトでもよく見かけますので省略しますが、結果的に3人共インターナショナルスクールに決定しました。

この記事では海外帯同前のドイツ(フランクフルト)のインターナショナルスクール申し込みから入学許可までの流れをまとめています。

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ドイツ国内のインターナショナルスクール

ドイツ国内には大規模校から小規模校までいくつかありますが、私たちは以下のサイトを参考にしました。
https://www.internationale-schulen.de

ドイツ語のサイトですがドイツ国内のインターナショナルスクールを地図上で網羅しているので住みたい地域と学校の位置関係などがわかりやすいと思います。

フランクフルトのインターナショナルスクール

私たちが比較検討したフランクフルトのインターナショナルスクールは以下の5校です。※リンクは貼っていません

  • FIS(Frankfurt International School)
  • ISF(International School Frankfurt Rhein-Main)
  • MSF(Metropolitan School Frankfurt)
  • IBMS(International Bilingual Montessori School)
  • ACCADIS(accadis International School Bad Homburg gGmbH)

学校の決め方

学費が払えるか

学校を決める最大の問題は何と言っても学費です。3人分の学費が払えるかどうか何度もシュミレーションしました。

各学校のホームページ内のAdmission→Tuition and Feeで学費が閲覧可能です。もしわからない場合は問い合わせて聞いてみてもいいと思います。

送迎可能かどうか

次に送迎可能かどうか?です。詳細は私もよく知りませんがドイツでは法律で低学年の場合は保護者が送迎しなければいけないと決まっているそうです。

しかもフランクフルト市内は交通量も多いので(現地日系不動産談)自宅から学校まであまりに遠いと毎日の送迎は大変かもしれません。

予算問題と送迎問題をクリアした2校に絞ってAdmissionページから申し込みをしました。

申込から入学許可まで

我が家では2021年9月に2校のインターナショナルスクールに入学申込(academic year=2022-2023)をしました。

内1校では上2人の空きはあるが末子は「long long waiting list~」と返信がありました。もう1校では約半年の待機期間の後、2022年2月にadmittedと返信をもらいました。

最終的には3人共同じ学校が良いという夫婦間での決定により1校に決定しました。

日本は新年度4月始まりに対して、ドイツでは新年度9月始まりです。個人的な肌感覚ですが、少なくとも新年度が始まる半年以上前には申込をしてwaiting listに入れてもらうことが望ましいと思います。

我が家では新年度の1年前に申込→約6カ月waiting(待機)→admitted(許可)という流れでした。

本当なら年度途中(academic year=2021-2022)で入学したかったのですが申込をして即入学可なんてことはまず不可能ということがわかりました。

帯同時期の決定

一足先に赴任した夫とそんなに長く離れたくない(ワンオペきつい)、早く娘たちもパパと一緒に住まわせてあげたいとずっと葛藤していました。

しかし娘たちにとって学校や幼稚園の空白期間はできるだけない方がいいと思い、インターナショナルスクールの新年度直前に合わせて渡航することを決めました。

なのでこの記事を書いている駐妻予備軍の私はまだ日本在住です。

手続きは全てオンライン

基本的に全ての手続きはオンライン上で完結します。

特に大変だったのが3人の娘達に関する書類のアップロードです。身体的発達・精神的発達・学校や幼稚園の先生から見た娘たちに関すること・予防接種履歴など多岐にわたり、夫婦でああでもないこうでもないと言いながらなんとか全員分の書類を提出しました。

母子手帳の英訳と予防接種

母子手帳は外部機関(予防医学推進センター)に頼んで英訳してもらい、予防接種記録を提出しました。申請してから約3週間くらいで医師のサイン入りの3人分の英訳が届きました。

ちなみにドイツの法律では、就学又は就園にはMRワクチンの2回接種を終えていることが必須だそうです。インターナショナルスクールに限らず日本人学校/幼稚園を希望されている場合でもそうです。

日本におけるMRワクチンの定期接種スケジュールでは年長児の1年間のうちに2回目を終わらすようでその期間に該当しない時期の場合は自費になります(かかりつけ小児科に問い合わせ済)。

我が子たちの場合、長女は2回接種済みでしたが二女と三女は1回しか終えていなかったので、小児科に事情を説明して急いで2回目を接種しました。

母子手帳の英訳を頼む場合は必要な予防接種を可能な限り終わらせてからにする方が面倒なことにならずに良いと思います。

まとめ

いかがでしたか。

備忘録として駆け足で記事にまとめましたが、一番大変だったのはこどもに関する書類作りです。あとは不安を抱きつつ無事に入学許可されるのを待つだけです。

帯同時期を選べるのであれば年度途中の編入ではなくドイツの新年度(新学期)に合わせて帯同する方がスムーズとも言われました。

これから子連れで海外赴任される方の参考になれば幸いです。

 

 

 

コメント

  1. KS より:

    まさにフランクフルト帯同予定でインターナショナルスクールを検討しています!
    夫の渡航自体もこれからで、いまは物件探しのやりとりを始めたところです。
    選択肢に挙げられている中の一つの学校にしようとしていますが、
    送り迎えは毎日なので学校の近くに住んだ方が良いなと思いつつ、少し郊外になってしまうので、日本人コミュニティーからの情報は得にくくなるのかな?と葛藤中です…

    • ビックリツリー ビックリツリー より:

      コメントありがとうございます!
      もしかするとフランクフルトでお会いするかもしれませんね。
      学校選びに物件探し、本当に大変ですよね。
      我が家もやはり学校所在地をベースに物件を決めました。
      私はまだ日本在住なのでわからないことだらけで恐縮ですが、
      既に赴任して半年ほどの夫が言うには「意外と日本人たくさんいる」とのことなので、
      郊外でも治安に心配がなければ大丈夫だと思います。
      ちなみにRiedbergやBockenheimあたりで物件を探しました。
      いいところが見つかるといいですね!
      私もあと2か月ほどで出発なので準備頑張ります。

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