2019年12月のクリスマス直前、4歳長女を筆頭に私以外の家族全員が次から次へとA型インフルエンザに感染してしまいました。
この記事では長女・二女・三女・夫の順に予防接種の有無やインフルエンザ症状と経過についてまとめています。
家族のインフルエンザ予防接種状況
我が家 | 予防接種の有無 |
夫 | 〇 |
私 | ✖ |
長女(4歳) | 〇(1回接種) |
二女(3歳) | ✖ |
三女(10カ月) | ✖ |
長女(4歳・幼稚園児)
発症当日
長女は11月中旬にインフルエンザの予防接種(1回目)を受けており、幼稚園では12月に入ってから全園児マスク着用の上、手洗いうがいの徹底指導でした。それにも関わらずインフルエンザに感染してしまいました。
幼稚園は出席停止です。学校保健安全法によると発症当日を0日目とし、発症した後5日を経過、且つ解熱した後2日(幼児の場合3日)を経過するまで登校できません。
インフルエンザウイルスの検出は発熱後少なくとも6時間以上は経過していないと陽性であっても検出限界以下で陰性と出てしまうことがあるので注意が必要です。
小児科の医師による問診で以下のお話がありました。
- 長女の場合は発熱を確認してから数時間しか経過していないので陰性になる可能性があること
- 検査に多少の痛みがあること
- 陰性の場合はインフルエンザなのか風邪なのか判断ができないので抗インフルエンザウイルス薬の処方が難しいこと
最終的に検査をするかどうかは私の考え次第と言われました。
昨日まで元気いっぱいだった中で突然の高熱と幼稚園でのインフルエンザ状況を考えて検査をお願いしました。
結果、インフルエンザA型に陽性反応が出たのでタミフルドライシロップ(粉薬)が処方されたのです。
症状経過
長女は発症当日(0日目)に39度を超える発熱と鼻水・咳といった感冒症状が出ていました。0日目からタミフルの服用を開始し、様子を見て解熱剤を使用しました。
38度以上の発熱中は食欲もほとんどなく、小さなおにぎりやフルーツゼリー、アイス(ロッテ・爽)を少し口にする程度でした。
翌日(発症後1日目)夕方には37度台前半まで熱が下がり、少しずづ食欲が戻ってきました。食事はおにぎりや柔らかく炊いたうどん等。
発症後2日目には完全に熱が下がりましたが身体は多少疲れている様子で普段ならしないお昼寝をしていました。
二女(3歳)
発症当日
長女に遅れること約半日、午後のお昼寝から起きた二女の身体が熱いことに気付き体温を測ると39度を超える高熱が出ていました。
加えて足が痛い!といった関節痛のような全身症状が非常に強かったのが特徴的でした。あまりにも辛そうなため小児科受診前に座薬を使用しました。
既にインフルエンザに感染している長女を連れだすこともできないので急遽夫に帰宅してもらい小児科へ連れて行ってもらいましたが、検査の結果は「陰性」。
しかし医師の判断は、検査時期が早かっただけでインフルエンザの可能性が非常に高いのでタミフルを処方する、ということでした。
症状経過
インフルエンザの予防接種を受けていなかったことと、体質的に熱が長引くことが多い二女は丸2日以上38度を超える熱が出ていました。
高熱時は嘔吐しやすいこともあり、食事もほとんど摂ることができていませんでした。口にしていたのは柔らかく炊いたうどんやフルーツゼリー等です。
発症後3日目にようやく熱が下がりましたが長女同様やはり身体は疲れているようでした。
三女(10か月)
発症当日
三女の様子がおかしいと気付いたのは長女と二女のインフルエンザ発症後2日目でした。朝の離乳食を吐き戻したときに嫌な予感はしましたが、体温を測ると38度を超えていたので確実に感染したなと思いました。ちなみに三女にとっては生まれて初めての熱です。
三女が発熱したのは日曜日だったので休日診療所の小児科へ連れていきました。
結果、インフルエンザA型に陽性反応。
1歳未満のタミフル処方は慎重にということを聞いていましたがタミフルドライシロップと解熱剤(座薬)を処方してもらいました。
症状経過
二女同様、インフルエンザ予防接種を受けていなかったためか38度超の熱が2日続きました。その間、抱っこしていないと身体が辛いのか泣き出すのでずっと抱っこorおんぶしていました。
発熱中は離乳食やミルクも吐き戻してしまうので座薬でいったん熱を下げてあげていました。通常ならミルク200mLくらいはすぐ飲んでしまえるのですが様子をみて50mLくらいずつを小分けにあげるようにしていました。
発症後2日目の夕方以降はようやく笑顔も戻ってきたので一安心でした。
夫(会社員)
発症当日
三女がインフルエンザを発症した翌日、今度は夫が頭痛がすると言い出し体温を測ると38.5度の発熱。ちなみに夫は毎年予防接種を受けている人です。
おそらく予防接種をしているからと油断してマスクもせずにインフルエンザ感染中の娘たちのお世話や嘔吐物の処理をしてくれていたことが原因だと考えられます。
近所の耳鼻科で検査したところ、予想通りインフルエンザA型陽性。
タミフルと解熱剤を処方されていました。
症状経過
夫は発症当日のみ38度台の発熱がありましたが、予防接種の効果なのかタミフルを服用開始した翌日以降は高熱が出ることもなく発症後2日目にはすっかり平熱まで熱が下がっていました。
仕事は有休?公休?
季節性インフルエンザによる休暇は通常有休として処理するそうです。
ただし我が家は同時期に3人の娘がインフルエンザに感染してしまったことから子の看護休暇も使えるかもしれないということで現在会社上司&人事の判断待ちということです。
⇒結果、夫の会社の場合、子の看護休暇(有給)が認められました。
ただし子の看護休暇の場合、有給/無給の判断は会社によって規定が異なるらしいので確認が必要です。
唯一、インフルエンザ感染しなかった私の予防法
- 食事と入浴時以外はマスク着用(就寝時も)
- 夫やこどもと食事を共有しない
- 食卓はアルコール消毒
- うがい手洗い
まとめ
いかがでしたか?
予防接種していてもインフルエンザに感染する人もいれば、私のように予防接種しなくてもインフルエンザに感染しない人もいます。(ちなみに私は今まで一度も感染したことがありません)
今回、私以外の家族全員がインフルエンザに感染しましたが、やはり予防接種をしていた夫と長女は発熱期間も短く比較的症状も軽そうでした。
反対に二女と三女は辛そうにしていたので親としては来年以降は必ず予防接種を受けさせようと決めました。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
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